カラーボックスを横置きで2段に重ねることはできる?連結方法と作成例を紹介
お手頃価格で手に入り、組み立ても簡単なカラーボックス。
横置きにして使うことでさらに使用の幅が広がりますが、カラーボックス同士を横置きで重ねることはできるのかな?と気になったので、調べてみました。
結論から言うと「横向きカラーボックスを2段重ねで使うことは可能」ですが、使うカラーボックスの種類や連結の方法、使う際の注意点などがいくつかありました。
\ この記事で分かること /
- カラーボックスを重ねて使うことはできるのか
- 強度は大丈夫か
- 重ねるための具体的な方法いろいろ
- 重ねて使う場合の注意点
カラーボックスを重ねても強度的には大丈夫か?
カラーボックス本体の重さは平均9kg前後。
横置きにしたカラーボックスの上に、同じように横置きしたカラーボックスを重ねること自体は耐久力的に問題はないでしょう。
ただし製造メーカーによってはあまり耐久力がない製品もあるので、上段になるカラーボックスに重い物をたくさん収納することは避けた方が良いです。
以前の記事、”カラーボックスの耐荷重をメーカー別に比較・一覧にしてみました”で書いていますが、横置きの耐荷重については公式に記載しているメーカーが少ないのが実情です。
主要なカラーボックスメーカーのうち、アイリスオーヤマと山善のみ横置きの耐荷重を記載していました。
横置きの耐荷重 | |
---|---|
アイリスオーヤマ | 80kg |
山善 | 35kg |
アイリスオーヤマや山善は横置きの耐荷重について記載があり、横置き使用も推奨していますので安心して使える印象ですね。
ニトリは重ねて使う前提のカラーボックスも存在する!
ニトリは重ねて使う前提のカラーボックスを販売しています。
「連結できるNカラボ」シリーズのカラーボックスは、同じ幅同士の製品は連結できるようになっています。
こちらの製品は専用のジョイントパーツを使えば縦・横どちらでも重ねて使うことが可能。重ねて使用する前提の製品なので、安心して使うことができます。
縦横どちらも、2段まで重ねても大丈夫とのこと。
注意点: 連結できるのはニトリの「Nカラボ」シリーズではなく、「連結できるNカラボ」シリーズの、幅が同じ製品同士のみです。
その他メーカーのカラーボックスを重ねて使う場合は、具体的には以下のような方法で連結可能です。
2段重ねカラーボックスの具体的な作り方
カラーボックス同士を重ねる手軽な方法
両面テープで接着する
簡単にカラーボックス同士を接着する方法として、両面テープでくっつける方法があります。
強力な両面テープを使用すればよりガッチリと接着できるでしょう。
耐震マットで接着
もう一つの方法はカラーボックスの重なる部分に耐震マットを入れる方法です。
耐震マットとは地震対策に使用する、何度も貼ったりはがしたりすることができるゲル状の家具固定用品です。
1段目と2段目のカラーボックスの間にこの耐震マットを挟むことで、2段目のカラーボックスが横方向にズレにくくなります。
テープのように接着するわけではないので、後でカラーボックスを同士をバラすことも可能。
カラーボックスを別の用途で使いたくなった時や、移動させる時に便利です。
よりしっかりと連結させたい場合
カラーボックス同士を連結金具で繋げると、よりしっかりと固定することができます。
下の図のような金具で2つのカラーボックスを連結します。
サイドに付けた例です。前から見る分には目立ちにくいです。
前後の木枠に取り付けたほうが、よりしっかりするかもしれません。
カラーボックスを重ねて使う際の注意点
重い物は下の段に置くようにしよう
できるだけ本や家電など重い物は下の段に、軽い物を上の段に入れるようにしたほうが良いでしょう。
特に本は数が多いと意外に重量があるので注意が必要です。
小さいお子さんがいる場合は少し注意が必要
つかまり立ちをはじめたくらいのお子様が家庭にいる場合も注意が必要です。
カラーボックス同士をしっかり固定したほうが良いでしょう。
カラーボックスはポイントを押さえれば重ねて使える!
カラーボックスを横置きにして使うことで収納スペースが増えるだけでなく、いかにもなカラーボックス感がなくなりおしゃれな家具としても使うことができます。
おうちにある余ったカラーボックスでも使えますし、連結できる専用のカラーボックスも販売されています。
カラーボックスを2段重ねで使うことも視野にいれて、インテリアを楽しんでみてくださいね。
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