木質ペレットとは乾燥させた木材を粉砕し、圧力をかけて円筒形に圧縮し成型した木質の燃料のことをいいますが、その木質ペレットを猫砂として使う方が増えてきています。
この木質ペレットは燃焼時に二酸化炭素しか発生しないため、環境に優しいとされています。
しかし何より注目すべき点はそのコストパフォーマンス。
ペレット猫砂はコストパフォーマンスが高く消臭機能に優れているため、昨今猫砂として注目を集めてきているのです。
ペレット猫砂のメリット・デメリット 使い方も紹介!初めて使う人も簡単にマスター
木質ペレットは従来の砂とは違い固まらないため、使い方に慣れるまでは戸惑うかもしれません。そこで、今回はペレット猫砂の使い方とメリット・デメリットを紹介します。
今回はこちら↓の木質ペレットを例に紹介していきます。
猫砂ペレットの使い方
必要なもの
・ペレット猫砂
・猫用システムトイレ
・ペットシート
ペレット猫砂を使う場合は必ずシステムトイレを使用してください。
手順
システムトイレ下側にペットシート、上側にペレット猫砂を入れます。ペレットの量は、トイレの大きさに合わせて適量を入れましょう。
猫が用を足した後はそのままにしておきます。ペレット猫砂は濡れると崩れるため、システムトイレの下に落ちていきます。
時間が経過したら、トイレの中に残った崩れたペレットをスコップなどでならし、システムトイレの下のペットシートにふるい落とします。
システムトイレ下のペットシーツを時々確認し、粉上になったペレットごとシーツを捨てます。
以上の手順を繰り返し、清潔な状態を保ちましょう。
ペレット猫砂は、一般的な猫砂と比べて、使い方が少し異なるため、慣れるまで少し戸惑うことがあるかもしれません。
紙製の猫砂が尿を固めるの対し、ペレット猫砂は尿に濡れた部分が崩れます。
そのためペレット猫砂を使う場合は必ずシステムトイレを使用しましょう。
ペレット猫砂を使うメリット・デメリット
メリット
デメリット
おもなメリット
木質ペレットは他の種類の猫砂よりコストパフォーマンスに優れています。
また、ペレットの主成分である木材には消臭力があるため糞尿の匂いを抑えてくれる効果も期待できます。
特に尿の匂いの軽減を感じる人が多いですよ。
猫ちゃんがトイレをし終わった後に砂をかく動作をしますが、水を吸収すると膨らむ猫砂の粉塵を、飼い猫が吸い込んでいるかもしれないというのは少し気になりますよね。
木質ペレットは木材からできているので、天然素材のためその点多少の安心感があります。
(ペレットの材質は商品により異なりますので、購入前に素材欄を見ることをおすすめします)
おもなデメリット
一方デメリットもあります。
尿を吸って砕けたペレットが、システムトイレのすのこ部分に詰まってしまうことがあります。
また、システムトイレの掃除の際ペレットが周囲に飛び散ってしまうことも。
システムトイレとその周りこまめなメンテナンスが必要になるでしょう。
他の猫砂を使っていてもシステムトイレの洗浄は必要ですが、ペレットの場合のよりこまめな管理がストレスに感じる人もいるようです。
飼い猫が木質ペレットを使ってくれるか?
木質ペレットを飼い猫が使ってくれるのか?という点については固体によりけりなので、実際に使ってみないとわからないというところでもあります。
猫ちゃんによってそれぞれ好みの砂があるんですよね。
あるケースとしては、3頭飼われているおうちで1頭だけ木質ペレットを使ってくれないので、ひとつのトイレだけ別の砂を入れているという方もおられます。
木質ペレットは大量購入で安いというメリットがありますが、最初にお試しで少量のタイプを購入して様子をみてみるのも良いかもしれませんね。
ペレット猫砂は、使い方に慣れるまで少し戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば従来の砂よりも簡単に、お得に使うことができます。一度検討してみて下さいね。