組み立て方次第で自由にカスタマイズできる家具、ジョイントラック。 一般的な家具類と比べてお手頃なイメージですが、ホームセンターなどでパーツをひとつずつそろえると意外にも結構な金額になってしまいます。
最近では100円均一のダイソーでもジョイントラックのパーツを販売しているので手に取りやすくなっていますが、100均のジョイントラックでも良い場合とそうではないケースがあります。
どういった場合が100均のほうが得?
値段と機能面で比較していきます!
100均ダイソーのジョイントラックと他社メーカー製を価格・強度で比較!どのサイズまでなら100均が得?
人気のあるメーカー製ジョイントラックと、ダイソーパーツで組み立てたラックとで値段・強度面で比較し表にしました。今回はラックの高さで分けて比較しています。
ダイソーのジョイントラックは最大サイズである幅45cm×奥行25cm(300円商品)の棚板で組み立てた物と他社製品とで比較しています。
今回比較するダイソージョイントラック45cm×25cmサイズ完成品
値段は執筆時のものです。変動しますのでご了承ください。2024年3月25日更新
高さ約40cm~69cmでの比較
ダイソー | 山善 | 不二貿易 | |
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サイズ | 幅45×奥行25×高さ47cm | 幅60×奥行55×高さ46cm | 幅60×奥行35×高さ51cm |
耐荷重 | 全体: 10kg | 棚板1枚: 50kg | 棚板1枚: 16kg 全体: 30kg |
価格 | 棚1段 880円 棚2段 1,320円 ポール×4本 ジョイント部品×1or2 棚板(300円)×1or2 | 3段 4,000円 (Amazon) | 2段 2,618円 (Amazon) |
ミニサイズはダイソー製の得意分野。重い物を乗せない、小さいサイズが欲しいならダイソー製がコスパ抜群です◎
高さ約70cm~99cmでの比較
ダイソー | アイリスオーヤマ | Amazonベーシック | |
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サイズ | 幅45×奥行25×高さ85cm | 幅55×奥行35×高さ80cm | 幅58.9×奥行34×高さ76.2cm |
耐荷重 | 全体: 10kg | 棚板1枚: 50kg 全体: 100kg | 棚板1枚: 113kg 全体: 340kg |
価格 | 棚2段: 1,760円 棚3段: 2,200円 ポール×8本 ジョイント部品×2or3 棚板(300円)×2or3 | 3段 3,390円 (Amazon) | 3段 3,254円 (Amazon) |
延長ポールを使った高さでも、ダイソー製のジョイントラックのほうが安く作ることができます。
ただし耐荷重の面ではダイソー製は少し不安がありますので、重い物を乗せる時は注意が必要です。
高さ約100cm~139cmでの比較
ダイソー | ドウシシャ | アイリスオーヤマ | |
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サイズ | 幅45×奥行25×高さ123cm | 幅45.5×奥行29.5×高さ104cm | 幅55×奥行35×高さ123cm |
耐荷重 | 全体: 10kg | 全体: 120kg | 棚板1枚: 50kg 全体: 100kg |
価格 | 棚3段: 2,640円 棚4段: 3,080円 ポール×12本 ジョイント部品×3or4 棚板(300円)×3or4 | 4段 3,253円 (Amazon) | 4段 4,553円 (楽天市場) |
高さ100cmを超えるラックになると、メーカー製品と値段の差がほぼなくなります。
この場合は頑丈なメーカー製の方が良いでしょう。
高さ約140cm以上での比較
ダイソー | ドウシシャ | アイリスオーヤマ | |
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サイズ | 幅45×奥行25×高さ161cm | 幅59.5×奥行29.5×高さ151.5cm | 幅91×奥行46×高さ178.5cm |
耐荷重 | 10kg | 棚板1枚: 65kg 全体: 325kg | 棚板1枚: 60kg 全体: 300kg |
価格 | 棚4段: 3,520円 棚5段: 3,960円 ポール×16本 ジョイント部品×4or5 棚板(300円)×4or5 | 5段 4,396円 (Amazon) | 5段 6,346円 (Amazon) |
ダイソー製はポールが細いので、縦に4本繋げたような使い方はバランスが悪くなる可能性があります。大きいサイズはポールの直径が太い丈夫なメーカー製品をおすすめします。
100均ジョイントラックがオススメのケースとそうではないケースがある
ダイソーのジョイントラックがオススメのケース
これらが当てはまる場合は100均のジョイントラックでがおすすめです。
幅30cm×奥行15cmの一番小さいサイズの棚なら100円で買えますので、その場合の2段の棚なら800円で制作可能です。
キャスターなどのパーツも100円で手に入り、後から棚数を拡張したくなっても手軽に継ぎ足していけます。
ただしダイソーのジョイントラックで注意したいのが耐荷重の点。
ダイソーのジョイントラックの耐荷重はラック全体で10kgまでとしか記載されていません。
また、ポールの直径が細めなので延長ポールを何段も積み重ねると強度面に少し不安があります。
軽い物を乗せる用途なら十分ですが、重たい物やたくさん収納したい場合は注意が必要です。
メーカー製のラックをオススメするケース
100cmを超える高さのラックが欲しい場合や重い物を乗せる用途の時は、ポールの直径が太く丈夫なメーカー製のジョイントラックがオススメです。
値段もダイソーとそこまで変わらない商品が他メーカーから販売されています。
ジョイントラックは欲しいサイズと用途により使い分けるのが最適!
今回サイズ別で100均ラックとメーカー製を比較してみて、100cmを超える高さのラックになるとメーカー製でも値段的にはあまり変わらないということが分かりました。
ダイソー製ジョイントラックの良いところはキャスターなどの周辺部品も100円で買える点や、 棚の数を手軽に追加できる点。
たくさん段数のあるラックが欲しい時などでも手軽にカスタマイズできます。ただあまり重い物を乗せられない点は注意が必要ですね。
ダイソージョイントラックは手軽にパーツを増やせる所が良い
筆者も先日ダイソー製の高さ80cmのジョイントラックを作ったのですが、あれこれ荷物を乗せ始めるとメーカー製品でも良かったかもと今では思っています。
「耐荷重が全体で10kg」としか書かれていないのは、そもそもあまり大きいサイズに組まれることを想定していない商品なのかもしれませんね。
以上メーカー製とダイソーのジョイントラック比較でした!参考になりましたら幸いです!
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